日本耐震診断協会による耐震改修について

一般財団法人、日本耐震診断協会は地震などの災害に対する建造物の耐震性を調査することを目的として設立されました。

耐震性の診断だけではなく、必要な耐震補強設計や耐震改修工事も行います。

我が国は火山国であり地震の多い国として知られてきました。

特に近年は震度6を超える地震が頻発するようになっていますが、その一方で地震の規模に対して家屋倒壊やそれを原因とした人的被害は減少傾向にあります。

これは1980年代以降に強化された建造物の耐震基準の賜であり、建造物の耐震性が我々の命や財産を守るために有効であることの証でもあります。

様々な事情で建て替えることが出来ない古い建造物もありますが、耐震基準が強化される以前に建築された建造物に対しても耐震改修工事を施すことで耐震性を強化することができます。

日本耐震診断協会はそのような建造物を維持するために補強を行う必要があるのか否か、あるのであればどのように工事を行うのが適切か、それらの診断から工事まで第三者的立場として実施します。